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当店について

フランス語でも英語でも読める名前で"D"はDessertの略
日本特有の四季を、様々な食材を使い、フランス菓子をベースに皆様に表現してまいります。
私共の仕事と意図を、見た目だけではなく"食べ込む"ことで、そのお菓子を理解して頂けたらと考えております。 お店ではできたてのケーキを楽しめるカフェもありますので、お気軽におたずねください。

オーナーシェフ村田吉行

Yoshiyuki Murata

1973年12月1日生まれ
専門学校を卒業し、日本でパティシエとして活躍。
その後、フランスを知らないままフランス菓子を作ることは出 来ないという想いがあり、渡仏。
パティスリーグロス、レストランフーシェ、ベアティールなど で、本格的なフランス菓子や文化を学ぶ。
帰国後、国内で活躍したのち、2007年に自信の店舗をオープンさせる。

ケーキ作りへの想い

小さい頃からモノづくりが好きだった。食べ物から感じる味は興味深く、おいしい時には笑顔にもできる。
粉、卵、と決まったものから様々なものを作り出すテクニック、季節の表現。フランス菓子という枠の中で、一つの食材を取り扱う感性次第で仕上がりが変化していく面白さは、探求心を刺激されます。
日本の食材を使用する事もあります。和を強くすることは無く、フランス菓子に和の素材を取り入れていくという事を心掛けています。あくまで、フランス菓子の職人であるというこだわりかもしれません。
古典菓子の技術と知識がベースにあれば、どんな食材を使用する場合でもフランス菓子らしいおいしさを作り出せると確認をしています。実は、私自身が甘いものがそれほど得意ではないので、香りなどを重視する創作が特徴です。

カフェスペース
   

ケーキを食べる空間の演出にはこだわっていきたいと思っています。
そして、特別な時間を持ってほしいという願いがあります。お茶はポットで飲んでいただきたいし、カトラリーも自宅ではない特別なもので召し上がってほしい。
外の音が聞こえづらい空間で過ごして、現実の世界から少しはなれる。ながらではなく、ケーキに向き合う時間を持っていただくための場を提供していきたいです。

素材や製法のこだわり
   

保存料は使用していないため、賞味期間はみじかくなっていますがフレッシュな素朴な味を楽しんでいただけます。
自分にとっての良い味のバランスは、ブレずに持っています。そのバランスを保つために、余分な食材を使用する事はしません。
日本人に合わない素材を使っても仕方ない。素材同士をぶつけ合っても仕方がないです。
D-style Tokyoのお菓子は、フランス人にフランス菓子であると納得してもらえるラインのせめぎあいの中で生まれている、と自負していますし、そのプロセスで提供させていただくお菓子を、皆様に楽しんでいただきたいと心から願っています。